韓国ドラマ『トッケビ』は、しっとりとしたラブロマンスだけでなく、沢山のコメディな部分もあり、最高視聴率20%超えの大ヒット作です!
さて、トッケビはコン・ユ演じるトッケビが主役の物語ですが、もう一人の主役と言っても良い存在がイ・ドンウクさんが演じる死神です。
指輪の意味と王の死因は何だったのでしょうか?
今回は、トッケビの死神の前世や正体について詳しくご紹介いたします。(※ネタバレ内容になっていますのでご注意下さい。)
\トッケビを配信中/
トッケビの死神の前世と正体は?
この投稿をInstagramで見る
死神とは、名簿で届いた亡人を迎えに行き、あの世との途中にある茶房で、現世の記憶を消すお茶を飲ませてからあの世へ送り出す役目をしています。
そんな死神も、既に亡くなっている元人間で、過去の記憶がありませんでした。
「死神」とは名前を含めた自分の過去をすべて忘れて生きています。亡くなった人をあの世へ送る生活を何百年も生きています。前世に「大罪」を犯したことで死神になったと話中にでてきます。
では、死神の前世に迫ります。
死神の前世は王だった!
ある日、死神として与えられた力を私的に使った事がバレて、監査チームの二人が茶房に訪れます。
そこで、業務違反として懲罰を受けるよう命じられます。
「死神とは、過去に大罪を犯し、数百年の地獄を経て記憶を消す選択をした者だ。よって君に与えられ罰は自分の大罪との対面だ!」
そう言われた途端、死神は激しい頭痛に襲われると共に、過去の記憶が思い出されるのでした。
これまで消されていた死神の前世の記憶が戻り、前世がハッキリします。
なんと、死神の前世は高麗時代にキム・シンが仕えていた王であるワン・ヨだったのです。
王であるワン・ヨには、幼い頃からパク・チュンホンという側近が仕えていました。
王や民の為に、戦場で"武神"と称される程の戦いぶりで勝利してきた武将キム・シンは、その栄光から、民から慕われ尊敬される存在でした。
そのキム・シンの存在を鬱陶しく思っていたパク・チュンホンは、得意の口車で「民は王よりもキムシンを慕っている」など王に嘘を吹き込みます。
そして、妹のキム・ソンでさえも王より兄を選ぶのではないかと言い聞かせ、キム・シンへの憎悪が募っていくのでした。
洗脳されてしまった王は、闘いから勝利し帰還したばかりのキムシンを反逆者扱いします。
そして、キム・シンの一族を討ち、王妃(シンの妹)キム・ソンにさえも、弓を放つよう命を下し殺してしまったのでした。
それでも王の元へ進もうとするキム・シンは、足を切られ動きを止められます。
ついにキム・シンは「私の最期は、お前に頼みたい」と言い、自身の家臣の手によって胸に剣を刺されたのでした。
この後、シンはトッケビとなります。
王(死神)の死因は?
トッケビ12-13話は死神の前世
もうひたすら切ない、、
キム・シンの心情も死神の心情もただただ切ない
ワン・ヨが不憫でならない pic.twitter.com/C8QsqWm3dT— くろいさん🧸ᴮᵘᵗᵗᵉʳ (@kurosama___) August 8, 2020
王は自らが犯した罪を悔やみ苦しむ日々を過ごします。(王妃のことも本当に愛していたのです)
側近だったパクチュンホンは、王に毒を飲ませるよう女官を脅し、王もそれに気付きながらも飲み続けるのでした。
意識が朦朧とする中で見ていたワン・ヨ自ら書いた王妃の絵が、900年後に登場し、死神が見て涙するあの絵だったのです。
王は、女官にもっと毒を増やすよう命じ、それによって息絶えるのでした。
死神の前世である王ワン・ヨは、自身の罪の苦しみと悲しみから毒と知りながら毒を飲み続けて自殺してしまったという事なのです。
「前世の大罪」とは、自ら自分の命を断ってしまうことでした。自死してしまった人間が死神となり、贖罪していくために生かし続けられていたのです。
自分の前世を知った死神は、キム・シンとその一族や自身を愛してくれていた王妃のキム・ソン、そして自分さえも殺してしまった事を知り泣き苦しむのでした。
何度も出てくる「緑色の指輪」の意味とは?
(画像)
ドラマに度々登場する緑色の指輪。
緑の指輪と巡り合い
こちらの恋愛気になる助演カップル良かったドラマ。
トッケビの死神&サニー#ヒョンとおうち時間 pic.twitter.com/PRFZPGiWuO— りり (@riri_yonhidon) April 12, 2020
露店の前を偶然通りかかった死神は、店主の赤い服を着た女性(トッケビの赤い服の女性の正体は?)に「髪飾りはいかが?」と呼び止められます。
女性が向けた手鏡に太陽の光が反射し、眩しさから顔を背けた死神は、その光が差した指輪を目にしするのです。
その指輪を取ろうとした時、他の人の手が先に取ってしまいます。
その女性がサニーであり、死神はサニーを見た途端に涙を流してしまうのです。
サニーは指輪を取られた事がそんなに悲しかったのかと、死神に指輪を譲ります。
その代わりに、イケメンな死神に一目惚れしたサニーは、自分の連絡先を渡したのでした。
緑色の指輪は前世のもの?
死神とサニーの出会いから物語は進み、サニーの前世はキム・シンの妹である王妃キム・ソンであり、死神の前世は王ワン・ヨだったのです。
あの露店にあった指輪は、前世でワン・ヨがキム・ソンに贈ったものだったのです。
哀れで、孤独なワン・ヨの姿がとても良かった。#トッケビ pic.twitter.com/yVxr519TtM
— yamapan (@mimituto) January 22, 2017
ワン・ヨは、自身の愚かな判断によりキム一族や、愛する王妃キム・ソンまでも殺してしまった悲しみと苦しみから、精神的にもボロボロになっていました。
ワン・ヨは、王妃の遺品の指輪も、見ず知らずの老婆にあげてしまうのでした。
その老婆が、指輪を売っていた店主の赤い服の女性、三神または産神であるハルメだったのです。
2人が今世で初めて指輪をきっかけに知り合った時に「どちらが払うの?どちらにせよ二人とも高い代償を払う事になるのだから」と、未来を見据えているかのハルメでしたね。
現世でも二人が巡り合うように指輪を渡したのでした。
前世のワン・ヨはこの緑の指輪を贈った際に怒りにまかせてキム・ソンの指にはめたことを後悔しつづけていました。
今世はサニーに優しく指輪をつけてあげたことが対比になって悲恋という言葉がピッタリの出来となっていました。
指輪の意味・重要性を知ってからは、ますます切ない二人の物語でした。
\トッケビを配信中/
トッケビの死神の正体は?前世と死因に指輪の意味とは?まとめ
いかがでしたか?
今回は
- トッケビの死神の正体は?前世と死因
- 緑色の指輪の意味とは?
についてご紹介致しました。
知れば知るほど深く切ない死神の前世と過去。
その事実と寄り添うようにあるサニーの幸せ。
視聴者の皆さんも祈る想いでご覧になっていたのではないでしょうか?
ドラマ『トッケビ』の第2の主役とも言える死神の全て、涙なしでは見られない感動の物語でした!